Meivakantie

オランダでは4月の終わりから5月のはじめは忙しい。4月の中頃の週末にイースター、4月26日が王の日、その後に二週間の五月休みがあり、それに伴ういろいろなイベントもあるからだ。イースターに息子の学校ではクラスメイトといっしょにブランチをとる。子ども達は事前にくじをひき、その友達の為にランチとその入れ物を作ってあげるのだ。毎年いろいろに飾ってある箱を見るのが楽しみだし、そのお友達の為にアイデアを考えて作る事も楽しみ。P1はまだアイデアを考えるのは難しいので素材選びは手伝うが、作るのは本人にやってもらう。今年はオアシスに飾りをさして簡単にアレンジできるような素材を選んでみた。ユーカリの葉は枯れてもほぼ同じ緑色のままだし、香りもよいので造形教室でもよく使う素材。それに造花やひよこも加えてみた。

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P1は道具を使う事に興味をもって、ペンチやグルーガンを自分で使った。よく遊ぶ女の子のお友達へ作る事になっていたので、彼女が何が好きか考えてそれをお絵描きしたり、ステッカーで卵の飾りを楽しんだり。蓋の側面はフラッグのように和紙テープを切って貼っていったが、色をきっちり順番に並べて貼るあたりにP1の性格が現れる。普段から作った折り紙を貯めているので、それに絵を書き加えて内側に飾ってみる。中身には子どもが自分で選んだメニューを作って入れてあげるのだが、食べ物の飾りにウサギのジュースカバーを作ったりバナナにタトゥーをしたりして私が楽しませてもらった。

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皆の箱が集まると賑やかでわくわくしてくる♪ P1は興奮して朝食を全くとらず、バットマンの絵が描いてある金の箱を嬉しそうに持って帰ってきた。

pasen1  余ったシールでP2が作ったイースターの飾り

それが終わるとすぐに王の日の準備。ベアトリクス女王が去年退位し、ウィレム=アレクサンダーが王として即位した。オランダでの国王の誕生日を祝う祝日「女王の日」は「王の日」に名称が変わり、祖母ユリアナの誕生日である4月30日からウィレム=アレクサンダーの誕生日である4月27日に変更となった。長い間「女王の日」と呼んでいたのでこの言い換えがなかなか難しい。

今年の王の日はパパが張り切っていた。皆が街中でフリーマーケットをする中、パパの所属する自転車チーム「Gaul」はWar Childのための寄付金を募る計画をしていた。このチームはCharly Gaulという有名な自転車競技選手の名前をとって結成され「Ride for War Child」という面白い運動もしていて、王の日の寄付金集めはその一つ。各地のGaulメンバーが何数カ所かに別れて集まり、皆で自転車をこぐのでその動きに対して寄付金を集めるというもの。メンバーはそれぞれ自転車のトレイナーを設置し、6時間こぎ続ける。

この祝日はオランダの子ども達が自分の持ち物を売ったり芸を見せてそれに対して小銭を稼ぐ日でもある。P1の特技と言えばもちろん自転車なので、、

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大人に交じって一緒に寄付金を集めたのだった!こんな小さな子が自転車に乗っているとまず注目され、かならず立ち止まって寄付金をくれる。大人達も「10ユーロ寄付すれば皆でスプリントします!」と言って面白いパフォーマンスをみせて寄付金を集めていた。

P1はもちろん6時間続けて自転車に乗る事はできないが(体力より精神力の問題で)初めの2時間弱は大人と一緒にがんばっていたらしい。P1が休んでいる間は他の子ども達が乗ったりして、小さな自転車が空になることはなかった。わたしたち女子はというと、Gaulのジャージを着てP1の為におもちゃを探す合間にGaulの説明をしたり。GaulはP1のいたこの場所だけでも800ユーロの寄付金を集め、各地の寄付金は合計で6000ユーロになったという。すごい、、、オランダ自体寄付することに寛大な国だと聞いていたが、大人だけでなく付き添いのない子ども達も寄付してくれたのは驚いた。こんな素敵な国オランダに住んでいることが嬉しくなった日であった。

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そんな充実した日を過ごした次の週からオランダの学校は5月の休みに入る。さて2週間何をしてすごそうかな!?

 

Last Modified on 11 January, 2016
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