子どもの言動にはちゃんと理由がある

もう9月も終わろうとしている。最後にBlogを書いたのが半年前だなんて。。

最近は限られた時間を帯制作に向ける為、買い物や掃除、コンピューター作業を最小限にしてすごしてきた。だが、Blogは自分の心の整理でもあるし子どもの記録でもあるので、なるべく続けたいものだ。

最近確信した事がある。

P1が9月に入って水泳をひどくいやがるようになった。旦那が嫌がる背中を押してどうにか連れては行く。P1は飛び込みさえできれば#終了テストを受けられるので練習してほしいのだが、飛び込みに積極的ではない。P1は新しい事にネガティブで消極的なところがあるので(私に似たのだろう、、泣)旦那は「またそれか、、」とうんざり。わたしは新しい事を怖がる/表現する事に対して否定したくなかったので、旦那と意見が対立していた。

先週私がP1を水泳に連れて行った時、P1が耳の痛いといってレッスンの途中で帰ってきた。プールからあがると機嫌もいいので半信半疑ながら医者に見てもらう事を決めた。

医者からは外耳炎だと言われ、ステロイド入りの点耳薬を処方された。水泳後に耳に水が入ったのままだったか、長く鼻水がでていたので炎症を起こしたのかもしれない。P1はかなり痛くなるまで耳の事を訴えなかったので、私たちがいままで気がつかなかったのだ。子どもにとって小さな変化に自分で気がつく事がまず難しいし、P1はそれを日本語でうまく訴えられなかったのだろう。そういえば耳がどうとか言っていたけど、意味が分からず聞き流した覚えがある。点耳薬をはじめてからP1はだんだん機嫌がよくなり、最近何に対しても消極的だったのは病気のせいだったのがよく分かった。それを性格だと決めつけていた事を反省した。

子どもは自分を理解したり思いを表現することを少しずつ習っている。大人の私にもまだ難しい事である。なので子どもの変化に気がつくようよく観察する事、子どもが何かを訴えた時には十分耳を傾けて、それを表現するのをサポートする事が親の仕事だと改めて感じた。そうしていたつもりだが、そういう性格だと思い込んで子どもから聞かなかった事も多かったと思う。

P1-Kyo-message

↑1年前のポストイットを使ったお手紙ごっこ。主語が抜けているので理解するのもお返事書くのも難しい!これは「宿題が全部正解か」を聞きたかったらしい。漢字を習っている今はもう少し具体的に書けるはず。日本語でのコミュニケーションはゆっくりながら前進中。

#終了テスト:オランダの学校では水泳レッスンはしないので、子ども達は地域のプールで有料レッスンを受ける。A,B,Cレベルの終了証書をもらうには最後にテストをうけなければならない。P1はBレベルのレッスンを受けていて、着衣のまま飛び込み、着衣泳、6M先の輪をくぐるなどのタスクがある。