冬のバケーション

11月の終わりに2週間NYへ行ってきた。いつもこの時期はヘンリーのお店が静かなので休みが取りやすいのだ。夏からバケーションをとってなくて精神的に疲れていたのでこれ以上待てなかったという理由もある。ヘンリーは仕事を絡めてビジネストリップにしたが、それほどミーティングも多くなかったので子供中心ののんびりNY滞在となった。

NYで子供とのんびり過ごすには値段的にもマンハッタンの外に滞在するのがベストだ。今回も私たちは1駅でマンハッタンに行けるロングアイランドに滞在した。キッチン付、広めのリビングにベットルームが2つのアパートで、近所に大きなスーパーとドラッグストアがあるので生活になにも不便はなかった。2ブロック先に広い公園があったので予定のない午前中に遊びに行けるのが便利だった。ただマンハッタンを見渡せる水辺にある公園なので風が強くて冬には厳しいが。地下鉄の駅まで1分、交番のある通りにあるアパートなので立地条件は最高だった。

いつもキッチン付きアパートに滞在するので、持っていって便利なものもわかってきた。私がいつも持っていくのは調味料。塩や胡椒はデリから多めにもらってくるのでいらないが、コンソメスープのもとやケチャップ、醤油など、買うと絶対使い切れないので少量を家から持ってきておくと便利。お気に入りのお茶も持ってきておくと我が家でお茶を飲んでいる気分になる。子供用品ではストロー付きのマグと子供サイズのスプーンとフォークを持っていって正解だった。アパートには必要最小限のキッチン用品しかないからだ。オムツは現地で1袋買う事を計算して足りない分だけ持っていったのだが、アメリカのパンパースとオランダのパンパースの1袋の数が違ったため失敗した。おもちゃはパスカルのリュックサックにレゴをいっぱい詰めて自分でしょってもってこさせて正解だった。パスカルは毎朝限られたレゴで何かを作っては楽しんでいた。本は現地で買う事を計算して持っていかなかったが、パスカルは毎日お出かけで疲れて帰りに寝てしまってたので、寝る前の本も必要なかったが。パスカルとピアが乳製品アレルギーなので食べ物にはいつも気を使うのだが、アメリカの食品は種類が豊富なのでオランダから特に持って来なかった。期待はしてなかったが豆乳や豆乳製品を見つけるのが難しいのには驚いた。オランダではどのスーパーにも健康食品コーナーがあり子供用の豆乳やグルテンフリーの食品があったりするのだが、アパートの近くのスーパーは大きいくせに豆乳製品がひとつもなかった。しかしクッキーやチョコレートやピーナツバターの種類は豊富で、バターなしのクッキーやピュアーなチョコレートを色々買って試すのが楽しかった。外食すると子供があまり食べないのでお惣菜と野菜をちょっと料理して家で食べる事も多かった。なのでキッチン付きのアパートでないと2週間も滞在できないのだ。

お出かけも子供中心の場所ばかり行ってきた。パスカルの従兄弟のステラの家で遊ばせて一緒に夕食をしたり、セントラルパークの動物園(すごーく小さいけど)にいったり、アメリカ自然史博物館にいったり。自然史博物館は巨大なので子供な好きそうな恐竜の階と海の生物の階だけ見た。パスカルは本では恐竜が大好きでものまねとかするくせに、実際に大きな骨をみると怖がっていやがっていた。。。巨大クジラがいる部屋は壮大で展示も楽しかった。その他、ヘンリーのNYのディーラーの店にも一緒に行くと子供用の自転車があったりしてパスカルは楽しんでいた。

NYでは歩く事が多いので出発前日にバギーにくっつけられるボードを買ってもっていった。これが地下鉄内の移動や短距離の移動に大活躍した。バギーの下のカバン入れにすっぽり入って持ち運びできるし、とり外しが簡単な上に荷物も乗せる事ができた。その他従兄弟のステラに譲るのを前提にパスカルと同じロープフィッツとヘルメットを持ってきて乗らせたので、マンハッタンでの移動やスーパーに行く時などに役立った。この手の子供用自転車はまだ流行ってないようでかなりの注目を浴びた。

こんな風にのんびりしていると2週も長く感じられた。私はピアをおぶって掃除とかするせいで膝が痛かったのだが掃除しないおかげで痛みがなくなった。料理にも手をかけてなかったのでストレスが半減した。これこそ本当のバケーションだ。

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