ぴあ100日目

9月はぴあのお食い初めとヘンリーの誕生日がちょうど重なってちょっと忙しかった。

ヘンリーの誕生日当日、本人は出張から帰ってきて疲れていたようなので大きなパーティーはしなかった。朝はぴあの100日目のお宮参りのつもりで従兄弟のちひとゆめちゃんから借りた着物を着せ写真を撮った。着物を元気よく蹴り上げるぴあの写真撮影はちょっと大変だったが、きれいな赤の着物をまとうぴあちゃんの写真を見て友達が「太陽の女神みたいだ」とコメントしてくれた。着物の柄が見えるように親がだっこして着物をきれいに羽織らせるものだと後から知ったのだが、太陽の女神の方がぴあらしい。その日の午後は友達のMakikoちゃんがやっている子供と大人のパフォーマンス、wonderlandに行ってそこでパスカルの友達の泰造君ファミリーに会い、夜はお寿司などをとって一緒にご飯を食べてヘンリーの誕生日を祝って楽しんだ。

ちょっと間があいたが2週間後にぴあお食い初めのをすることにした。まずは食材探しから。土曜日にP&Pを自転車にのせて中華街に行き魚を選ぶ。オランダで食材選びは大変である。。。魚屋さんで英語のsea bream(鯛)はあるかと聞いたけどそれが何かわからないらしい。店員の一人がsea breamはオランダ語のzee baars(鱸)のことだと言い出して細長い魚を出してきた。え〜それは違うよ!と思い一応調べてきた鯛のオランダ語のメモを見せながらこれはないのかと言ってみたら、今はないと言う。仕方がないので代わりの魚を選ぶが、なんだか鯛みたいな形だけど黒い魚を発見。鯛は赤い物だと思い込んでいたからひょっとしてと思ってこれは何かと聞いてみると〜〜〜と全く違った名前を言われた。隣にある鯛みたいな色だけど顔がトロピカルな魚と比べながらどっちにしようか迷って地味な黒い魚を購入した。後でネットで調べたらやはりこの黒い魚は鯛だということが判明した。

その日の夜は親友の結婚式だったので家族で正装してバックフィッツに乗って会場に向かった。子供を連れてきてる家族は私たちともう1家族くらいだった(やはり、、、)P&Pはとってもいい子にしていて、P1は色んな人の膝に座らせてもらって持ってきたミニカーで地味に遊び、P2は1回授乳しただけであとはずっと寝ていた。4家族くらいから子供をこういう場につれてきても行儀よくできるのがすごいとコメントをもらう。

次の日の日曜日には朝からお食い初めの料理をはじめる。お食い初め用の食器は用意していなかったので母が作った大皿を代用する。

黒い鯛のせいで料理は地味なのだが、母作の離乳食用の食器やぴあの誕生のお祝いにもらったフジタチサト作の出目金杯が華やかさを出してくれた。ちなみに右下の器の中身はインスタントおすましの湯を入れる前。ちょっとだけ手抜き。。。

パスカルのときには余裕がなくてお食い初めができなかったので、今度はちゃんとしてやろうと思いネットで調べたりして大変だった。材料が手に入らなかったり知らなかったりして本格的な儀式にはなりえないのだが、外国に住んでいると自分の国の文化を忘れがちなのでこういうお祝い事は特に気をつけてやってやりたいものだ。私もその度に自国の良さを思い出されるしヘンリーにも体験してもらえる。

一生食べ物に困りませんように

孫にも伝えられるようにしっかり覚えておきたいものだ。

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