自転車小旅行

チャリティーイベントで疲れた体に鞭打つように次の週末に家族で自転車に乗って一泊二日の旅にでかけた。行き先はLage Vuurscheというパンケーキ屋がいっぱいある避暑地。子供の荷物が多いのでいつも乗っているBakfietsとWorkcyclesオリジナルGR8との2台で行くことにした。更に日曜日の天気予報が良くなかったのでBakfiets用のテントと家族全員の雨具を持っていくことになった。パスカルには自分の古いレインズボンをつかって小さいレインズボンを急いで作った。大人の洋服は最小限、オムツも最小限、欠かせないおやつも最小限で前日にすべて用意して、さあ出発。

天気も良くみんなご機嫌でさあ出発。P1はお気に入りの帽子をかぶりP2はお気に入りのタコのおもちゃをしゃぶっている。

天気なのに風は強い!2時間経ってもまだ見慣れた風景の中を走っている。私は風にはとんと弱いので荷物と子供二人を乗せたヘンリーのBakfietsの後ろを常に走っていた。そのうちランチタイムになったのでカフェに入る前に休憩する。小さい子供には小休憩が欠かせない。

スナックを食べる二人。ハイハイ盛りのピアには汚れてもいい洋服(P1のおさがり)を着せている。

天気がいいこともありサイクリングしているオランダ人をいっぱい見かけた。みんな通り過ぎる時に微笑みかけたり休憩している時に話しかけたりしてフレンドリーだ。時には大きなBakfietsを持ち上げるのを手伝ってくれたり。。。

普通の自転車なら横に空いている隙間を通れるが、長いBakfietsは持ち上げてゲートの上を通るしかない。老夫婦が親切にも手伝ってくれて、2番目のゲートでも手伝う為に待っていてくれた!

ランチを食べた後自転車に揺られながらピアはいつものお昼寝をし、パスカルはパパとおしゃべりをしながら興奮していた。それもそのはず、天気がいいので普段見られないオープンカーやバイクがいっぱい走っていたからだ。P1は今回の旅行で更にいろんな車の名前を覚えたに違いない。

目的地近くになると元気なP1の為に公園で休憩をとった。ここで十分遊ばせないとハッピーサイクリングは続けられないのだ。P1は登りものでたくさん遊び、P2は砂場で伝い歩きをして遊んだ。当然そのあとは

安全な山道ではこのような技もできる

山道を抜けるとLage Vuurscheに到着。ホテルが何処もいっぱいで高いVIPルームしか予約できなかったが、小さな子供2人連れには広いスペースが必要なので結果的によかったのかも。二階のベットルームにパスカル用のベットも用意してもらえたので久しぶりにキングサイズベットで広々寝れた。ディナーはパンケーキといきたいところだったが乳製品てんこもりのパンケーキは回避してサラダなどのヘルシーディナーにした。

2日間は予想通り湿った日だった。テントを貼ってレインコートを着て朝早くから近くのお城を目指して出かけた。1時間後お城についた時には子供達は、、、

朝ご飯を食べた後自転車に揺られて寝ない訳がない。P1は楽しみにしていたお城を写真でみることになった。

行きとはちがうルートで帰ったのでまた違った景色を楽しめた。車の少ないオランダの平坦な道をのんびり走っていった。風がほとんどなかったのもラッキーだった。途中でいい感じのカフェに2回止まって休憩し、子供達はまたスナックを食べ、遊び、昼寝をし、6時にはアムスから数キロ離れたOuderkerkに戻ってきた。そして最後にディナーを食べてアムステルダムに8時半に戻ってきたのだった。子供達はいつもの時間にベットに入り、私たちも子供と同じ時間に寝た。

2日間ほとんどの時間自転車をこいでいたのだが不思議と体は元気だった。子供達も退屈するかと思いきやいつもより聞き分けがよかったし、彼らにとっても盛りだくさんの2日間だったようだ。しかし私はチャリティーイベントの疲れも完全にとれてなかったのでその後2日間はピアと一緒にいっぱいお昼寝したのでした。

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