ある日P1が学校からクマのぬいぐるみを連れて帰ってきた。どうやらこのクマ君Bramという名前で、P1のクラスの子ども達の家に1週間ずつ転々としているらしい。ちゃんとお泊まり用の歯ブラシと日記帳をリュックサックに入れてやってきたのだ。
どの子どもも喜んでBram君をいろんなところに連れて行ったに違いない。P1もその日に公園で遊び家でもいつもBramを側に置いていた。寝る時ももちろんベッドにつれていって。
とても寒い週だったのでBramに赤ちゃん用靴下やシャツ、P2の帽子を着せ込んで外に出かけた。たまたま昔編んだ靴下がBramにぴったり入ったので彼の携帯品の一つになった。
最後はBramと過ごした週のことを日記に書き込む。もちろん自分で文章を書く事はできないので、親が代わりに書く事になるが、名前を自分で書かせたり似顔絵を描いてもらったりした。他の子ども達の日記もかわいいステッカーを使ったりお絵かきして楽しんでいるようだった。
子ども達がBramをホストする事で、他人を気遣う優しい心を養う為のプロジェクトなんだろうけど、とてもユニークで子どもにもすんなり受け入れられるかわいいアイデアだ。オランダの教育にまた感嘆!