季節の行事

子どもができてからは季節ごとに窓辺のディスプレイを変えるようにしている。子ども達に季節感を楽しんでもらう為と、子ども自身が作ったもの/選んだものを飾るという楽しみを知る為に。秋には葉っぱを飾り、自分で選んだ花をかざり、ハロウィーンの時期にはカボチャを飾る。

最近自分の中でハマっているのがポストイットディスプレイ!ポストイットで何かをしたいとずっと考えていたのだけど、実験で始めた窓ガラスの作品が季節のディスプレイにもってこいなのだ。

jack-o 

ピクセルで絵を描くのって難しい!けどうまくやれば子ども達にも分かりやすく、目に飛び込んでくるようだ。シンタクラースの時期が近づいてきたのでプレゼントを作ると、P1が家に帰るなり「あ、Kadootje!(オランダ語、プレゼントの意)」と叫んでいた。後片付けもすぐ剥がせて痕残りがないので簡単。

今年のハロウィーンはP1のクラスメートの参加も増えて5人で廻ったようだ。私は仕事だったので一緒にいなかったのだが、歩き疲れた子ども達が帰ってきたのは8時半(がんばり過ぎ!)。気になっていたお菓子の食べ過ぎも起こらず、もらったおやつは当日約束分だけ食べてあとは毎日一つずつ食べるのを楽しみにしている。一緒に行かなかったけどコスチューム作りは程々に気合いをいれて楽しませてもらった。うちの子ども達はハロウィーンにカッコよく仮装するものだと思っているので、その希望に応えてP1はHot Wheels Rider にP2はネズミのアンジェリーナバレリーナのコスチュームを用意した。P1のつなぎは以前に買ったもの、それに自分の好きな番号を書かせてゼッケンにする。P2はダンスレッスンに行ってるのでそのレオタードを着せる。

まあ殆ど買ったものだけど小物だけ作ってみた

bags head-costume

トロフィー型の入れ物とP1がP2の為に顔を描いたオレンジの入れ物、P1のヘルメットとP2のネズミの耳。

all-together

結局P1は持っていた本物のヘルメットをかぶって行き、いろんな人からコメントをもらったらしい。頭が大きくてかわいかっただろうな。P2のネズミ姿の写真は撮れなかったようだが、気に入って耳をつけてくれていたらしい。P2は去年のハロウィーンで仮装を嫌がっていたけど、やっと楽しめるようになってきたようだ。あいにくこの日は小雨が降っていて子ども達の仮装も半分はコートで隠れていたようだが、雨でも何でもハロウィンは行われる。小雨の中長い時間歩き通した子ども達、去年よりグンとたくましくなったと感じた。そして1週間後にはオランダのシントマールティン(手づくりランプをもって家を廻り、歌を歌う代わりにお菓子をもらう行事)がやってくる。

 

P1 5歳の誕生日

P1は夏休み中に5歳になった。私が造形教室で教えている子ども達が4、5歳だから生徒さん達と一緒の歳になったんだな〜と妙に感動。5歳近くでいろんな成長を見せてくれたP1。一番の成長は気軽にお友達が作れるようになったこと。プレイグループの中に入りたくなくて泣いていたくらいだから、これは大きな成長だ。

 前は嫌がっていた服も着てくれるようになったP1

オランダの学校では個人の誕生日を大事にしているのが素敵。誕生日の本人がケーキや小さなプレゼントを用意するのは大変だが、学校と日にちを決めて、その日の朝に親や小さな兄弟も招待されてちゃんとしたセレモニーをする。家族で学校にケーキを持って入ると、全てのクラスメートの親から「おめでとう」を言われた。

教室に入るとP1の為に先生が作ってくれたかぶり物とロウソクが5本用意してあった。子ども達は輪になって座り、P1は先生の隣に座る。まずロウソクを付ける為に部屋の電気を消し、ロウソクを1本ずつ付けながらP1の1歳から5歳までの思い出を話す。「1歳の時歩けるようになった?」「2歳の時peuterspeelzaalに行ってた?」など。全部のロウソクに火をつけて吹き消したあとは静かに願い事をし、その後は子ども達一人一人と握手、そのあとは歌の時間、そしてケーキの時間。ケーキを配る間は見てはいけない約束のようで、子ども達は皆机に顔を伏せていた。配膳ももちろん子ども達の仕事。ケーキを食べ終わって30分くらいのセレモニーは終わった。

P2ちゃんはお人形コーナーの小さな椅子でケーキをいただく

一人の子どもの為に30分も時間を使ってお祝いしてくれるなんて、子ども自身がうれしいだろうな。そんな子どもの気持ちを考えるとケーキも手抜きできなかった。ケーキはP1が先生に頼んで作ってもらったバットマンのかぶり物にあわせてバットマンに。自転車でもって行くので持ち運びのことを考え、シアター風にしてみた。

 箱ごとラップをかけて自転車のキャリアーにすっぽり入れて移動。

ケーキを寿司詰めにしたので揺れに強くて正解だった。ケーキ自体は子ども達が食べ慣れていると思い、ビオのケーキミックスを使った。クリームは解ける事も考えて豆乳クリームに。爪楊枝で作った飾りが丁度持ち運びに便利だったようだ。

後から気がついたけど、クラスメイトだけでなく他の先生達にもケーキを配るのべきなのだろう。かなり多めに作っておいたので、職員室で食べてもらえたようでよかった。

学校にはケーキをもって行き、P1の他のお友達には小さなプレゼントを配った。

虫眼鏡を一緒に付けて「虫を観察できる」というコンセプトのはずが、どう探してもなかった虫眼鏡の代わりの万華鏡でちょっと違うコンセプトに、、まあ万華鏡でみる虫もきれいだけど、この国でちょうどいい素材を見つけるのは本当に難しい。

用意する親はきっと大変だろうけど、それだけ誕生日を大切にする国だからその努力が無駄に感じないのもありがたい。

 

 

 

 

Last minute summer holiday

子ども達の夏休みが終わる最後の週に慌ててプランをたてて出かけてきた。計画は前日、ホテルの予約も前日、着いてからの予定なしで出発(笑)行き先はオランダの島Terschelling。Texel島のほうが良く聞くし大きいからいいのでは?と思ったけど、自転車好きの旦那は島に60kmの自転車道がある小さなTerschellingがいいというので、それに合意した。最近毎日乗っているP1の自転車をもって行けるように、キャンプではなくホステルに滞在したのがポイント。

夏休みなので電車は他の自転車で一杯だったけど、どうにか詰め込んで2回乗り換えをしてHarlingenという港で1泊。次の日にTerschellingに行くフェリーに乗る。時間にゆとりがあったので途中でサイクリングしたり、公園や遊び場を見つけて止まったり。移動時間をたっぷり見積もるのも子どもをハッピーにするポイント。

島での移動はもちろん全て自転車。P1は普段から自分の自転車に乗って通学しているから静かな島で一人で自転車にのるのは問題なかった。でもこんなに長い時間自転車に乗るのは初めて。集中力がなくなって来た頃にパパの自転車の後部座席に座るようにした。ここでP1は5歳になる前に磨きをかけた自転車技をさらに極めた。

 浜辺に行く下り坂を走ってスキッドしたり。何度も転んだけど気にしていないみたい。。

ここでは簡単に子どものあそびを見つけられた。ある日は遊具のあるカフェでお友達を作って4時間過ごしたり、地元のクランベリー工場に行ったり農場に行ったり。ただお花を摘むだけでも楽しめた。もちろん浜辺で海水浴や砂遊びも。

驚いたことに行った全てのレストランのクオリティーが高かった。込み合っているけど待たされる事なく子ども達が泣く前に食べ物にありつけた。地元のクランベリーのジュースやチェリービールがさらにポイント高かった。

ホステルに滞在したのも正解、というのもプレイルームがあるし二段ベッドで楽しいし。子ども達は初めてベッドの上に寝ることができたし、ベッドに上ったり降りたりするだけで楽しかったようだ。そういえば2時間のフェリーの中にもプレイルームがあって助かったなあ。

注)これはベッドではありません

また絶対戻ってくると決めて家に帰ったのだった。そして次の日からP1の学校がはじまった。

 

チープな夏やすみ

p1の学校が7月6日から休みに入った。P1の誕生日は8月だから去年の夏はP1は託児所にいっていたのだが、今年はP1にも私にとっても初めてのまとまった休み。今年の夏は特にホリデーにも出かけないので、P1とは毎日何をするか考えないといけない。夏休みの1日目はP1を連れ出し公園を3カ所巡ってどうにかなった。出かける先々で知り合いに偶然会ったのでさらに都合がよかった。2日目は七夕会の日だったので、子ども達は旦那に連れられて七夕会の出し物に参加した。

その他の様子はここからもみることができる。そして3日目から1週間は私もまだ仕事に行っていたので普段通りに過ごしたが、その後P1も退屈してきたようだ。

それでもオランダは夏の日差して気持ちよいので、ホリデーでどこかに出かけなくても新鮮だった。屋外のプールに行ってあそんだり、ランチをゆっくりカフェで食べたり、お絵かきしたり、レゴを一緒に作ったり。

最近P2のハマっているものはバーバパパなので、P2とは殆どバーバパパのお絵描きをしている。P2も大分かけるようになったが、自分で体の形を描く事ができなくて満足できないらしい。それでも3歳になったばっかりの子が描くには十分しっかりしていると思うけど。でもP2は完璧なバーバパパが描きたいらしく、殆ど尽きっきりでP2の要求に答えなければならないので私もくたくた。そこで考えたのがバーバパパ紙。

色紙で体の形を切っておくと、そこに顔を自分で描けばかたちになる絵ができあがるのでP2も満足できるようだ。ステッカーも利用すると花が描けないP2にはちょうどいい。P2は他にバーバパパのDVDシリーズをみて楽しんでいる。このバーバパパのDVDシリーズはバーバパパ達が世界旅行をしていろんな動物がでてきたりアドベンチャーがあったりして、子どもには楽しいようだ。すべてオランダ語で何度もみているP2にはいい勉強になるし、DVDは1枚たったの5ユーロ。まだ4枚しか持ってないので全てを買って夏に小出ししながらみせるのもいいかもしれない。

パッケージも色別でわかりやすい。

そして我が家の通りに最近Coffee Plazaがオープンしたのと同時に自転車置き場だったスペースがカフェのテーブルエリアに変わった。夕方6時半まではカフェのテーブルだが、それ以降カフェは閉まるしテーブルは置いたままなので何が起こるかというと、、、

ディナーテーブルになるのだ。明るくて気持ちがよいので、私たち家族だけでなく近所の住人も利用している。いつでも家に物を取りに行けるし通りの様子を眺めて楽しめるし、レストランで食べるより都合が良い。何もスペシャルでなかった日でもここで夕飯を食べるとちょっと満足するのだった。子ども達は水鉄砲を運河に向けてうって遊ぶこともできる。しかもこの水鉄砲、P1が選んだ7ユーロくらいのものだけど、かなり気に入っている。

それでも夏やすみは始まったばかりなので、チープな遊びをもっと考えなければ!

P2ちゃん 誕生日BBQパーティー

家族で誕生日当日を祝った後、日曜日にP2ちゃんのお友達を招いてBBQパーティーを行った。BBQなので晴れて欲しい!と願いつつも、パーティーのお知らせメールを出したその日は寒くてザーザー雨。毎日天気予報をチェックして心配していたが、前日の寒さを吹き飛ばして当日はBBQ日和。P2ちゃんは運がいいのかも!?この日久しぶりに暖かくて晴れていたので、オランダに住む皆が外で過ごしていたかもしれない。

前からパーティーBakfietsを一度してみたかった。大きいBakfietsをテーブル代わりにいろいろ置いて、必要であれば移動できる、というもの。それが旦那の協力で実現した↓

当日BBQセットやクーラーボックス、20ℓの水に飲み物すべてをこれに乗せていたけど、旦那は子どもだけを乗せた私の自転車と同じ早さで走っていた。

ケーキはシフォンケーキ2段重ねに真ん中の穴を利用してブーケをデコレーション。豆乳クリーム付きのイチゴフワフワケーキ、子ども達にも気に入ってもらえたようだった。

バースデーソングを歌ってもらっている間、P2ちゃんは照れて私にくっついていた。ローソクも吹けない状態だったのでお友達が吹き消してくれた。

BBQなので料理には特に力をいれなかったのだが、今回がんばったのはパーティーコーン。これも前から作ってみたかったもの。

市販のコーンを利用してステッカーや和紙テープ、ポンポンでデコレーションする。家にある半端な材料を使って一つ一つ違うデザインにしてみる。子ども9人分のコーンを作って気に入った物をお返しプレゼントとして持って帰ってもらった。

私の子ども達は親が忙しくてかまってもらえなかったので(笑)友達のパパやママに遊んでもらい、子ども同士であそび、プールに入ってびしょびしょになり、プレゼントであそび、、、全く手がかからなかった。P1&P2協力してくれてありがとう、そして世話をしてくれた皆にも感謝。

パーティーが終わった後ももちろんBakfietsで帰ったのだが、こんなお楽しみも♪

うちの子ども達はいろんな自転車にのれて幸せだな〜。

パーティーBakfiets、オランダらしくてとても良かったな。

 

 

P2ちゃん3歳

P2が3歳になった!アメリカ旅行から帰って以来ぐんと成長を見せたP2ちゃん。

誕生日当日は託児所の日だったので、皆とスナックを食べてお祝いしてもらった。もう一人誕生日の子がいたのでダブルパーティーだったらしい。

パーティーといってもオランダでは自分でケーキやプレゼントを用意するので、この日の為に準備が忙しかった。まずプレゼントには、3歳児の為にシンプル且つ自分で手を加えられるものを考えてみた。それは、、、、

コマ!2、3歳児はまだコマが自分でまわす事ができないので、こういう形のものを開発してみた。紙皿を利用して中心にはビー玉をつけている。皿の上から5本の指で軽くまわすと、簡単にコマをまわすことができる。周りには自分でステッカーを貼って、クルクル回るときに色が混ざるのがみえるというもの。隣にあるのはレーズンの入った箱を包んだもの。子どもはレーズンが好きだし、ヘルシーだし、食べ物をあげる場合の私のお決まりアイテム。

パッケージを作る場合、私はよくジップロックを使う。模様や色のついたジップロックをつかうとかわいいし、自分でラベルを作れば簡単にそれっぽいパッケージが出来上がる。開き口側にラベルをつけると、一度空けてしまったラベルがすぐゴミ箱行きになるので、わざと反対側にラベルをとりつけている。

これの他にスナックももって行かないといけないので、前日にせっせと用意した。託児所には甘いお菓子(クッキーやケーキ、チョコレート)はもって行ってはいけないので、ヘルシーなものを。今回参考にしたサイトはこれ

そこからヒントを得てスープと供に食べる長いクラッカーを利用して、魚釣りのようにしてみた。

 野菜の魚釣り。

お迎えに行った旦那によると、このスナックでかなり楽しんだらしい。

 その様子が写真からうかがえる

この日は託児所から帰ってきたP2の為にプレゼントとケーキを買って、おばあちゃんが送ってくれたメッセージに花を添えて待っていた。

 3歳にもなると、自分が何歳かしっかりわかっているし、誕生日の歌も歌えて楽しいものだ。好みもはっきりしてきたので、プレゼント選びが簡単だった。

 3本のローソクも自分でしっかり吹き消すことができた。P2ちゃん、お誕生日おめでとう!いっぱいおしゃべりして言葉を覚えて、一緒に世界を見ようね。発見や驚き、難しい事も楽しい事も目の前にいっぱい待ってるよ。楽しみだね!

オランダのイースター

我が家ではいままで宗教色のあるイベントに特に積極的ではなかったのだが、P1の学校で盛り上がるのでシンタクラースのまねごとをし、今度はイースター(復活祭)。イースターとは全く無縁だったが、P1の学校でイースターの朝食を皆で食べるというので、しかも自分の子どもに朝食をつくるのではなくクジで決められたクラスメートになので、試行錯誤しながらいろいろ用意をしてみた。

オランダでイースターはPasenという。イースターについてはいろんなサイトで説明しているので省いて、学校ではイースターに向けていろんな工作を学校で行い、教室が賑やかになっていく。3月28日に朝食を食べ、29日〜4月1日までお休み。日曜日がEerste Paasdag (第一復活祭)月曜日がTweede Paasdag(第二復活祭)と言われている。月曜日にお店が閉まるので面倒だくらいにしか思っていなかったが、子どもがいる家庭では4日もお休みだなんて。家族と会うにはもってこいの日だが、外国人の私たちはイベントなどにでかけなければ間が持たん、ということで私たちはJacaranda Treeで行われる「黄色」ワークショップにでかける。他の人が行うアートワークショップに子どもと参加するのは初めてなので私が楽しみなのだけど♡

P1はクラスメートに朝食の入った靴箱を用意することになっている。靴箱は飾っていいということだが、P1にイースターの行事をさせた事もなかったので自分で飾りを思いつくわけはなく、私自身が調べながらアイデアを与えて手伝った。子どもが好きそうな事、、なので卵から思いついたAngry Bird(ゲームのキャラクター)を作ってみた。Angry BirdはP1が唯一遊べるゲームで子ども達に人気だ。鳥は丸い発砲スチロールに色を塗ってフェルトでしっぽやとさかを作って貼りつける。ラッピング用のフワフワを鳥の巣代わりにしてできあがり。

この箱をもらう事になっている子の希望は白いパン2枚に甘いものを挟んで、フルーツにリンゴ、飲み物にチョコレートミルク(笑)子どもが自分で選んだようで、甘いものづくし。こんな意味があるのかと感心しながらイースター色の黄色(太陽)と緑をふんだんに使い、ウサギ(多産、反映)や卵(復活)で内側もデコレーションしてみる。

家庭でもイースターブランチをするようで、そんなことも初めての私はメニューがどんなものか知る事から始める。ブランチはだいたいゆで卵、パン、Paasbroodと呼ばれる甘い詰め物が入ったパン、バターなどシンプル。そしてオランダでは固ゆでした卵をぶつけ合い(Eitje tik)するのが典型的だそう。2人が固ゆでした卵をそれぞれ1個ずつ手に持ち、卵のとがった方でお互いの卵にぶつけ合い、先に卵が割れた方が負けというもの。

そしてイースターにはつきももの卵の色塗り。我が家では卵をあまり消費しないので、プラスティックの卵に飾りをつけることにした。これは子どもの工作のネタにはちょうどいい。しかもひな祭りの時に買った桃の枝が役に立った(笑)

しかしこんなかわいい卵を見つけてしまったので買わざるをえなかった。卵を茹でてもペイントはおちないそうで、1つ50セント。

しかしオランダは今日も気温はマイナスで一向に暖かくなる気配を見せない。そのせいか子どもは風邪気味だし私自身も風邪気味だ。春よイースターとともに早くやってきておくれ!

魔の二歳児記録

子どもがいる人なら誰でも一度は魔の2歳児の道を通るのだが、子どもによっては癇癪やイヤイヤが酷くて困っているだろう。うちのP2もすごいもの。道に転がって足をバタバタさせるのやらスーパーマーケットで泣き叫ぶのやら、声が大きいしなかなか諦めないし、もう大変!!!P1はこれが殆どなかったのでそれが普通なのだと勘違いしたが、P2の態度が普通なのだ。

今年のお正月に私もP2も病気で、P2は朝から晩までほとんど泣いていた。普段ならなにが嫌なのか、何が欲しいのか伝えられるのに病気になるとそれが全くできなくなる。私自身が病気なので忍耐力がなくて余計つらかった。その地獄のような日々が終わったあと、健康になったP2が普通にお喋りしている事がどれだけうれしかった事か!いままでこの時期が少しでもはやく過ぎるように願っているだけだったが、気持ちを入れ替えて自分がもっと工夫するようになってP2にかなりの変化がみられるようになった。私のようにアドバイスを求めてネットで検索している人も多いのではないかと自分の経験が少しでも役に立つことを願ってこれを書いている。

P2のイヤイヤは2歳前から始まったがその期間は長かった、、、(今も継続中)

 寒いから親としては止めてほしいのだが、そんなに楽しいならしょうがない、、、P2 2歳3ヶ月

なるべく自分のしたいことをやらせてあげるようにしているが、冬にジャケットを着たくない!手袋をしたくない!帽子をかぶりたくない!というときは皆どうやってるのだろう?P2もこれらのすべて着たくないので、酷い時には靴までぬいで仕方なく泣き叫ぶP2をバギーに乗せて押していると、周りの人に「寒いから泣いているんじゃないの?」と言われたり。その通り!寒いけどジャケットを着せるとその倍以上泣くのよ!私の代わりにジャケット着せてちょうだい!と自分も余裕がなくてキレかけながら(心の中で)少しくらいの寒ぐらいではぽちゃぽちゃのP2はへこたれないはずと思い、寒さを体験させてわからせるしかなかったのだ。

家の中でも寒いのに靴下を履きたがらなくて冷たい足をしている時は?私はP2が気に入るようなスリッパを一緒に探しているのになかなか見つからず、履かなくてもしょうがないと思ってバレエシューズを買った。ピンク好きだしダンスが好きなP2がいつか履く時があるかもと願って。もちろん勧めても履かないか履いてもすぐ脱ぐという感じ。1ヶ月くらい様子を見ていたら少しずつ履いてる時間が長くなって、やっとスリッパとしてつかえるようになった。今では託児所にももって行かないと気が済まないし、スリッパで外に出たがるからそれもまた問題なのだけど。

洋服だって好きだと思って新しく買ったのに着ないものもいっぱい。P2は自分の好きな服を好きな組み合わせで着ないと気が済まないから困ったもの。結果的に可笑しくなるのは問題ないが、冬なのに半袖や短パンばかりを選びたがる。今ではどうにか長袖やタイツを下に着てくれるようになったが、もっと前から難しい服は隠しておけばよかったと後悔。ゴムがきつくないズボンばかり好んで着ていたので、スリムなズボンは納めてゆるゆるパンツを買ったり作ったりした。これらは問題なく着るようになったのでよかったが、やはり靴はどれだけ寒くても長靴しか履いてくれず、P2用に買ったスノーブーツは無駄になった。

 ゴムがゆるくてワイドで柔らかい布のパンツ。そんな都合のいいもの探す時間がないから自分で作る方が手っ取り早い。

我が家ではいまやお出かけ準備は1時間前からするのは当たり前。それでも何がいやだとかこれが欲しいとか手間がかかるもの。P2は何でもP1のまねをしたい時期なので、なんでも2つずつ用意できるものをもって行くのが原則。ボール、Loopfiets、ミニカー、おやつ。手袋や帽子は着た後にいやがることも考えて予備をもって行く。途中でお昼ねすることを考えて毛布ももっていく。バギーに乗りたがらない事を考えて、、、と準備しすぎるから悪いのかもしれないのだが、どれだけ用意しても完璧ではないのには驚きだ。

2歳児は食べ物の好き嫌いもはっきりしてきて大変だ。P2は特に野菜嫌いにはならなかったが、極端にお米好きになってしまった。どんな好きなおかずがあってもお米があるときはそれしか食べず、お米意外は食べなくなっていった。それで毎日日本食だったのを止めてパスタやジャガイモも主食にするようにした。お米を食べる日はおかずを混ぜたおにぎりを食べさせたりもした。おかずが多い日は炭水化物を一番最後にテーブルに運んだりも。小さな包丁とナイフを持たせて自分で野菜を切らせながら楽しく食べた日もあった。食べ物に関してはP1のほうが好き嫌いが激しかった。P1が2歳の時はきゅうりとブロッコリー以外の野菜を食べなくなり、いろんな工夫をして食べさせようとしたが結局1年間は2種類の野菜だけで過ごした。

2歳から子どもは未来を想像する事を学ぶらしいが、P2は言葉でうまくコミュニケーションとれないので想像する学習が大変なのだろう。「後で」ということがわからず大泣きのときは、まず好きな手遊びや歌を聞かせて気持ちを鎮める。落ち着いた後に再度 後でする事を教えてみるが、それでもわからない事は諦める。まだ理解できない事はこちらがぱっとあきらめて時間が来るのを待つのも親にストレスがたまらないという点ではよい。

他の子どものいるアクティビティーに参加するほうが私にとってもP2にとっても楽だった。いまは止めてしまったがJacaranda TreeはP2が一番アクティブになる時間だった。それにP2は託児所にも通っているので外からの刺激があってバランスよく発散しているはずなのだが、不思議な事にP2は他の子どもと集団生活していると素直で手がかからないらしい。3日も通っている託児所でまだ自分を出せないのは性格でもあり言語環境も関係しているだろう。だけどやはり子どもは親だからこそわかってもらいたいし、わかってもらえるまでがんばるのだ。

ネットで検索していろんなアドバイスを参考にしたが、具体的な方法があってもP2に通用するとは限らない。結局その子にあった解決法を親が見つけるしかないのだ。2歳児の育児で大人が四苦八苦するのだから親になるとは相当大変なことなんだな〜。私もP2も一緒に泣いてお互いを理解しながら成長し、後から来る偉大なる第二反抗期に備えるしかない。

遊びたいのに手が冷たくて遊べないけど手袋はイヤ!!!P2 2歳8ヶ月

P1のお絵描き

お絵描きはP1にとってそんなに好きな事ではなかったのだが、最近学校にいってペンや鉛筆をよく持つようになったからか、お絵描きも大好きになった。学校でもよく絵を描いているようだし、文字も覚えはじめて練習しているようだ。学校では絵の具、パステルなどで描いてるようなので家では他の素材を使わせているが、一番好きなのはペンのようだ。手が汚れないからだろう。

学校でパステルで書いた「太陽」

ペンも今はなるべく太い物を使わせている。そのほうが持ちやすいし几帳面に隙間なく塗りたいP1にはちょうどよい。インクがなくなったらいつでも買いかられるようによくあるブランドのものにしてみた。今よく使っているのはSTABILO cappiで、これがいいのはペンの蓋を輪になった紐に通してあるので、蓋をなくす事がないしWinter文房具屋で売っている。去年P2がシンタクラースからもらったものだが、重宝している。

 「アイスクリームとアイスクリームが頭にのった人」裏面にはロケットやキノコなど、私と一緒に描いたもの。

 「Jack O lantern」怖いものをかいたらしい うずまきを書くのも好きなようだ

家で使っているクレヨンもなかなかよい。これもSTABILO woody で太く持ちやすいし色の種類が豊富。水に溶けるので水彩画のようにも使える。

 「木とパパ&P1」雨が降っている

時間が十分ある時には水彩画や絵の具をさせるようにしている。物に色を付ける時やキャンバスに描く時はアクリル絵の具、紙に描く時には以前紹介したmemoの水彩絵の具を使っている。

 「木と花」

これはストローで茶色の絵の具を吹いて枝を描き、指で花を描いたもの。造形教室の時のようにやり方の指導はしたがあとはP1の好きなように描いてもらった。やはり自然のものを原料に使った絵の具は色が奇麗!それで自然を描くとぴったりはまるのは言うまでもない。

絵を描くのと同時にやらせているのは迷路と切り絵工作。迷路は鉛筆をもつ練習になるし筆圧も強くなる。公文から出ている本を日本から持って帰り、スキャンしてデータにしておく。そうするとプリントアウトして何回でもできるし、P2も遊ぶ事ができる。しかし切り絵のほうはスキャンせずオリジナルのものを切らせている。紙の厚みが重要だと思うし紙の裏表使った工作もあるのでプリントも難しい。うちが使っている切り絵工作はこれ

 絵がかわいいしアイデアがおもしろい

私も絵を描く事は好きだしパパも上手だから一緒にお絵描きをする事が多くなった。パパとお絵かきしていると親も子もふざけて変な物を描いたりするのだが、またそれが面白そう!!キャーキャー笑いながら紙いっぱいになるまで書き続ける。しかしこの「おふざけ」が重要で、これでP1がおもしろがってまた絵を描きたいと思うようだ。冬で家遊びが多くなる時期にお絵描きで時間を過ごせるのはうれしい事だ。

 

 

Halloween

It’s Halloween time again!

Last week we made a jack-o-lantern with my kids. It’s simply made by sticking black paper on pumpkin. In this way my son can help us a little bit. Our dining table color is pumpkin orange so we had fun with it as you can see on the pictures.